【うつ症状のある方向け】マインドフルネス瞑想+全身指圧 併用療法モニター募集のお知らせ

黒澤 一弘・黒澤 茜

当治療室では、マインドフルネス瞑想と浪越式全身指圧の併用療法についての可能性について追求しています。

自己洞察瞑想療法(SIMT)は日本で開発されたマインドフルネス心理療法で、自分自身を好きになって、毎日を心穏やかに過ごすための基本的理念や瞑想法などの技法から構成されます。

今回募集する【うつ症状のある方向け】の併用療法モニター募集では
マインドフルネス瞑想+全身指圧 120分:11,000円 → 6,000円 にて提供させて頂きます。
募集期間は8月31日まで。募集定員は4名とさせていただきます。

(より効果的な治療プログラム構築のための試行要素を兼ねていますので、サービス価格にて提供させていただきます。もちろん治療・施術は誠心誠意、持っている知識や技術を総動員して行ないます)

適用条件

現在、うつ病で医療機関を受診している方、もしくはBDI-II ベック抑うつ尺度にて、「うつとの境界域」または「中度のうつ状態」以上の抑うつ状態が認められる方。

当プログラムはうつ病と診断がついている方、もしくは医療機関未受診でも抑うつ状態が認められる方が対象です。

別ページにて『ベック抑うつ質問表』を作成いたしました。
21の質問に答えることにより、現在の抑うつ症状の程度を知ることができます。このベック抑うつ質問表にて17〜20点ですと「うつとの境界域」、21〜30点「中程度のうつ状態」、31点〜40点「重度のうつ状態」、41点以上「極度のうつ状態」となります。

BDI-II ベック抑うつ質問表

マインドフルネス瞑想や呼吸法をご自宅などの日常生活でも取り入れる意思の有る方

治療室でのみ瞑想を行なうだけでは、あまり効果が期待できません。マインドフルネスは日常生活の中に組み入れてこそ、より恩恵を受けることができます。

日々のマインドフルネス実践を記録するための記録表・一行日記をお渡しいたします。差し支えなければ、記録を次回の治療時に拝見させてください。
記録表では(起床時刻、運動活動、呼吸法(自己洞察)、行動時自己洞察、コメント(症状の変化や出来事、気づいたことなど)、満足度)などを記録していきます。振り返りのプロセスによりさらなる洞察が得られること、また変化の様子がわかること、継続をするモチベーションの維持などに役立ちます。

2週間に1回ほどのペースで、計10回の継続の意思がある方

2週間に1回ほどのペースで、計10回の継続の意思がある方
(初回治療終了時に継続の意思をお聞きいたします。もちろん、途中で治療を中断したりお休みすることは自由です。こころの癖などを変化させていくには、それなりに時間がかかることですので、5ヶ月ほどはぜひ経過を追ってみたいという考えです。)

モニターは全10回(5ヶ月)で修了いたします。その後の治療計画についてもご相談にのります。

治療成績について学会にて報告、論文発表を行なうため、施術録や治療成績の推移などのデータの使用について許諾を頂ける方

治療成績についてデータを集め、学会にて報告、論文発表を行ないたいと考えています。施術録や治療成績の推移などのデータの使用について許諾を頂ける場合に、モニターに参加していただけます(もちろん個人情報についてはすべて除いた状態での発表です)

治療計画

治療計画として2週間に1回、計10回(5ヶ月)のプログラムで進めていきます。

マインドフルネス瞑想(自己洞察瞑想療法 SIMT)

マインドフルネス瞑想は第3世代に認知行動療法1)として世界的に広まり、うつや不安障害に対して効果があることが多数報告されています。

うつ症状に対するマインドフルネス瞑想療法においては、自己洞察瞑想療法®️(SIMT:一般社団法人 日本マインドフルネス精神療法協会)のプログラムを適用して行ないます。

  • 第1セッション:基本的なトレーニング
  • 第2セッション:いつでもできる呼吸法
  • 第3セッション:感情を知る
  • 第4セッション:人生の価値・願い
  • 第5セッション:日常生活を楽に
  • 第6セッション:思考の特徴を知る
  • 第7セッション:不快なことを受け入れる
  • 第8セッション:つらい連鎖の解消
  • 第9セッション:生きる智慧
  • 第10セッション:これからの課題

基本的な瞑想、呼吸法からはじめて、回数を重ねる事に自分自身の本質を見つめ、向かい合って行きます。深いマインドフルネスを追求し、より良い自分として積極的に世界に関わりを構築していくことまで目的とします。

指圧療法

こころが不調をきたしている場合、多くは身体にも不調が出現いたします。指圧療法は身体の不調を改善させ、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。身体はこころを容れる器でもあります。身体がより健康となることで、こころもより健康となる準備ができます。

うつ症状のための指圧療法

  • ごく柔らかい圧にて施術を行ないます 2)
    精神的な防御反応により身体が縮んでいたり、無気力により過度に身体が弛緩している場合は、強圧は逆効果となります。強い圧だから効くのではありません。
  • 自然な呼吸に合わせた押圧を行ないます
    息を吐く時には、より緊張がない状態となるので、圧が深く入ります。呼気を長くすることにより副交感神経の作用が高まり、よりリラックスした状態となります。
  • 腹部指圧(按腹)をよく行ないます
    腹部指圧は自律神経の働きを整えることが期待されます。胃電計の解析により腹部への指圧が副交感神経の働きを亢進し胃腸の働きがより活発になること報告されています3)。腹部指圧は浪越式指圧療法においても非常に重要度の高い部位です。
  • サーカディアンリズム(体内時計による概日リズム)が乱れている場合、光線療法の併用を考慮します
    サーカディアンリズムを調整するメラトニンはセロトニンより合成されます。夜にメラトニンが分泌されるためには、日中に光を浴びることにより、松果体からのメラトニンの分泌を抑制させておくことがとても大切になります。そして夜になり環境が暗くなると、交感神経を介した松果体への抑制作用が解除され、メラトニンが分泌されます。うつ状態の方はセロトニン神経系の不活発な状態により、メラトニン分泌も滞っていることが考えられます。光線療法はサーカディアンリズムの正常化を促す可能性があります。

参考文献

1) 黒澤一弘『認知行動療法の理論的背景とマインドフルネスについて』マインドフルネス精神療法 2(1): 46-49, 2016
2) 金子武良『うつ病に対する指圧の効果』人体科学 21(1), 47-51, 2012
3) 黒澤一弘 他『腹部指圧刺激による胃電図の変化』東洋療法学校協会学会誌 (31), 55-58, 2007

お申し込み、お問い合わせ

適用条件などありますので、まずはご相談ください。

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