11月の指圧セミナーは11月23日、24日に開催いたします。
23日は「押し方」についての講習を丸一日かけて行ないます。10月6日に行なった内容と同様です。
23日は仰臥位の基本指圧操作について、とくに腹部指圧について時間を多く割いて学びます。
11月23日(土・勤労感謝の日)
『押圧操作の基本(反作用圧法)』
11月23日(土・勤労感謝の日)は始めての土曜日開催の指圧セミナーです。10月6日に行なったセミナーと同様に、一日かけて反作用圧法による押圧操作の基本を学びます。触れ方から身体の移動の方法、減圧から次の圧点へと移動するまで、それぞれの段階で注意すべきポイントが多数あります。基本の基礎をしっかりと会得することにより、さまざまな応用力が養われていきます。
11月24日(日)
『仰臥位の反作用圧法/腹部指圧(内臓体性反射による各臓器の関連痛出現領域と、体性内臓反射による内臓機能の調節』
11月24日(日)は仰臥位における基本指圧操作を行ない、とくに腹部指圧について深く考察いたします。筋性防御を引き起こさずに深く圧を入れることももちろん大切ですが、お腹の中の臓器がどのようになっているかを正確に把握することを目指します。内臓器に病変などがある場合、その情報は自律神経の求心路である内臓求心性神経により脊髄に伝えられます。その時に、同じ脊髄分節に分布する体性神経の感覚支配領域に関連痛が出現することがあります。これは内臓からの情報と体表からの情報が同じ部位に入力するためにおこる、痛みの錯覚ともいえます。このパターンをしっかりと理解することにより、身体の痛みの裏にあるかもしれない内臓器の不調を発見できる可能性が高くなります。
また、手技療法などによる刺激が体性内臓反射を介して、内臓器の働きに影響を及ぼすことも生理学的な実験の数々によりエビデンスが確立してきています。これからの生理学的な知見を元に、内臓器の調節についても考察をいたします。
11月23日『押圧操作の基本(反作用圧法)』
内容については、10月6日の案内を参照
11月24日『仰臥位の反作用圧法/腹部指圧(内臓体性反射による各臓器の関連痛出現領域と、体性内臓反射による内臓機能の調節』
現在、資料作成中です。後日公開いたします。
つむぐ指圧治療室 指圧セミナー(令和元年11月23日/24日)概要
開催日時:
・令和元年11月23日『押圧操作の基本(反作用圧法)』
・令和元年11月24日『仰臥位の反作用圧法/腹部指圧(内臓体性反射による各臓器の関連痛出現領域と、体性内臓反射による内臓機能の調節)』
(セミナー参加者限定)ボディスキャン瞑想体験講座:7:30〜8:30(参加自由:無料)
意識をつま先から頭へと巡らせながら、ありのままの感覚を観察する瞑想法です。無意識の筋緊張などを自覚し、それを解き放つ訓練にもなります。指圧療法と組み合わせることもできますし、日常のセルフメンテナンスとしても有効です。また身体の内に心の眼を向けることは、手指の感じる力を増すことにも繋がると思います。指圧三原則のひとつ『集中の原則』を体得するのにも効果的です。
指圧セミナー・午前の部:9:00〜12:00
指圧セミナー・午後の部:13:30〜16:30
※ ボディスキャン瞑想体験講座へ参加される場合は7:00〜7:30の間に入室をお願いします。
※ 8:30〜9:00までは自由時間兼、マインドフルネス・イーティングの練習を行なうこともできます。
※ 指圧セミナーから参加される場合は8:30〜9:00の間に入室をお願いします。
※ セミナー終了後に、ささやかな談話会も予定しています。(参加自由)
参加費;各回6,000円(学生・一般共に)
参加申込みは以下のフォームよりお願いいたします。
ボディスキャン瞑想体験講座にも参加希望の場合は、メッセージ欄にその旨ご記入いただけると助かります。
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