【満席】かずひろ先生のアナトミー指圧セミナー(全6回)

かずひろ先生のアナトミー指圧セミナー

昨年のセミナーで好評いただいた「反作用圧法セミナー」をベースとして、指圧の基本圧法とアナトミートレインによる筋筋膜ラインへのアプローチを学べる講座となっています。押圧操作の基本については、しっかりと修得していただきたい為に、毎回かならず確認を致します。

かずひろ先生のアナトミー指圧セミナー(2020年下半期・日曜クラス)概要
【日時(全6回)】すべて13:00〜17:00
・ 7月12日(日):伏臥位(腹臥位)①
・ 8月23日(日):伏臥位(腹臥位)②
・ 9月20日(日):仰臥位(背臥位)①
・10月18日(日):仰臥位(背臥位)②
・11月22日(日):横臥位(側臥位)①
・12月20日(日):横臥位(側臥位)②

【会場】つむぐ指圧治療室
神奈川県相模原市南区相模大野5-27-39 和田ビル2階

【講習費】¥36,000
【指定参考書】アナトミー・トレイン 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線
※ 手技療法のための応用的解剖学として世界的に定評のあるThomas Myersのアナトミー・トレインの筋筋膜理論を元に指圧療法によるアプローチを学びます。効果的な学習のために各自購入をお願い致します。
※ 指圧療法の資料につきましては、会場で配布いたします。

■ 講習内容について
1. 反作用圧とは

一言でいうなら、「体重を乗せない押し方」です。足関節・膝関節・股関節・脊柱〜肘の伸展による連動動作で圧を入れます。受け手の体表から圧が入るベクトルを「作用」とした場合、逆向きのベクトルが「反作用」となります。押圧部位より反作用のベクトルに沿い自分の身体がほんの少しだけ伸び上がる動作を押圧に応用します。伸び上がり動作を行ないつつ、肩の高さを変わらないようにすると、圧が浸透していきます。

こたつに手をついて立ち上がる時に、「こたつを押そう」とは思ってないですが、手はこたつの天板に対して完璧な垂直圧をいれています。そして余分な力ははいっていません。そのようなイメージに近いものです。

2. 支えの重要性
圧を体内で散らさずに浸透させるには、母指以外の四指による支えがとても大切となります。羽毛が体表にふわりと落ちるように、まず母指が体表に接し、中指・小指と接します。そして手首の遊びをとることで四指が密着します。この時に大切なことは、押圧前に筋まで圧を入れないということです。皮膚に触れた段階では真皮まで。手首の遊びをとり皮下組織〜筋膜表面まで指が沈み込みます。この繊細で柔らかい触れ方が受け手の心と身体を開きます。

3. 圧の抜き方(引きの指圧)
減圧時に肘を固定したまま体幹部を引くことで減圧するのではなく、体幹部の位置取りはそのままで、肘と背中の弛緩により減圧をします。自分が人型の風船になったようなイメージで、小さい空気孔から空気が抜けていくようなイメージです。すると持続圧の均衡がやぶれ、自分の母指が受け手の組織の反発力により押され返されます。この時には「押しながら引いている」という時間が生まれます。この時間がもっとも筋肉が弛緩する効果が高い瞬間であると私は思っています。無意識的な過緊張が大脳を介してリリースされるものであると推測しています。

4. 施術の安全性
反作用法では体重を乗せないので、身体が弱い方に対しても極めて高い安全性で施術ができます。

5. 触診力の向上
手指の余分な力が抜けた状態で触れることは、触診力を向上させます。指に力が入ってしまうと中の様子はわからなくなります。手指の余分な力が抜けた状態で、指紋や掌紋で受け手の組織や筋膜を立体的になぞるように触診します。そして漫然と触れるのではなく、解剖学的構造を明確に思い浮かべて触ることで、筋の境界部分などほんの少しの違いを大脳が識別できるようになります。

6. 指圧操作の基礎
当講座の講師である黒澤一弘は指圧学校で専任教員を9年間行ない、指圧と解剖の指導をおこなっていました。伝統的な基本指圧の型を学べます。指圧療法は「垂直圧・持続圧・集中」の極めてシンプルな3原則よりなります。そしてシンプルだからこそ奥が深く、手技療法の幹となることができます。また「あはき師」の方においても、比較的広い範囲やラインの過緊張などはすばやく手技でリリースして、本治は鍼や灸でという組み合わせも可能であると思います。

7. 筋筋膜理論によるアプローチ
筋筋膜の機能的・構造的な繋がりを示した理論であるアナトミートレインはマッサージセラピストやヨガをはじめ、身体活動の専門家に高い評価を受けています。この筋膜の繋がりというのは驚くほど経絡(経筋)の走行と一致性があります。症状が強い部位や押したり揉んだりしてもなかなか緩まないような部位は、実は別な場所に原因があるということは多々あります。そのような症状の裏に隠れた、より根本的な原因となっている部位を推測するのに、アナトミートレインや経絡理論などの「線」の繋がりで考えることはとても役立ちます。精度の高い押圧技術を元にして、筋筋膜の繋がりを深く知ることで、より巨視的、全体的な治療が可能となると考えます。

7月12日(日) 伏臥位(腹臥位)① 
・指押圧操作の基本
・伏臥位の基本指圧操作

8月23日 伏臥位(腹臥位)②
・押圧操作の基本
・筋筋膜ラインへのアプローチ
– 浅後線
– 後機能線

9月20日 仰臥位(背臥位)①
・押圧操作の基本
・仰臥位の基本指圧操作
・筋筋膜ラインへのアプローチ
– 浅前線
– 外側線

10月18日 仰臥位(背臥位)②
・押圧操作の基本
・筋筋膜ラインへのアプローチ
– 深前線
– 腕線

11月22日 横臥位(側臥位)①
・押圧操作の基本
・横臥位の基本指圧操作

12月20日 横臥位(側臥位)②
・押圧操作の基本
・筋筋膜ラインへのアプローチ
– ラセン線
– 深前線(横臥)

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■ 講師略歴【かずひろ先生】

東京理科大学 理工学部応用生物科学科卒
首都大学東京 健康福祉学部人間健康科学研究科大学院 博士前期課程卒(健康科学修士)
日本指圧専門学校 卒(あん摩マッサージ指圧師)
東京医療専門学校 教員養成科卒(あん摩マッサージ指圧師 教員資格)

■ 自己紹介
大学を卒業後、製薬会社に就職。MRの後、本社に移動。医薬営業本部学術情報課にて勤務。
一身上の都合で退職。バックパッカーとして旅にでる。
3回の旅で、3年アジアを旅する。人生のモラトリアムとも言える時間の中、自分の生きる意味を探しました。
中国の寺で太極拳と気功を修業。タイでタイ式マッサージを修得。そしてヴィパッサナー瞑想や禅指圧(経絡指圧)と出会う。
帰国後、指圧の世界で生きて行きたいと決心し、日本指圧専門学校に入学。3年の秋に教員として残りませんか?と誘いを受け、教員の道に進みました。東京医療専門学校で教員の資格を取得後、日本指圧専門学校では9年間専任教員として解剖学と実技を担当しました。
2019年独立。現在は神奈川県相模原市にてつむぐ指圧治療室を開業し、地域の方々の心身の健康に貢献しつつ、解剖学のオンライン講座を展開。

解剖学に基づいた的確で適切なアプローチと、細胞や組織に語りかけるような繊細なタッチの両立を得意としています。
からだの構造や働き。理解すればするほど。私たちは「いのち」に対してやさしくなれる。そう思っています。

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■ 当講座がおすすめの方
・あはきの資格を取ったが、改めて指圧を学びたい方々
・同資格を勉強中の方々
・指圧の基礎と解剖学をブラッシュアップさせたい臨床家の方々

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