【二十四節気通信 vol.4】立冬 -りっとう-(11月8日〜21日)

11月8日から立冬にはいりました。立春・立夏・立秋と並ぶ季節の大きな変わり目です。暦の上ではこの日から立春までが冬にあたります。色鮮やかだった木々の葉は落ち、日が落ちるのも早くなり冬の訪れを感じる頃です。天気予報でも初霜や初雪の便りを見かけるようになりました。また11月15日は七五三、各地の神社で可愛らしい晴れ着姿が見られますね。

初侯:山茶始開 つばきはじめてひらく

11月8日〜11月12日は立冬の初侯、山茶始開(つばきはじめてひらく)です。山茶花(さざんか)が咲きはじめる頃。山茶はつばきの漢名ですが、ここでは同じツバキ科の山茶花の事を指しています。山茶花はツバキ科の常緑低木で日本固有種、耐寒性があり半日影でも育ちます。花の少ない冬に開花するため庭木や生け垣として用いられる事の多い木です。

椿は12月〜4月に山茶花は10月〜4月に開花する花で、花の落ち方、葉脈の透け具合、葉の縁のギザギザ具合等で見分けていくそうです。

さざんか さざんか 咲いた道 たき火だ たき火だ 落葉たき♪

次候:地始凍 ちはじめてこおる

11月13日〜11月17日は立冬の次候、地始凍(ちはじめてこおる)です。この時期は霜柱も見られる様になります。空気中の水蒸気が凝華した霜とは異なり、地中の水分が毛細管現象によって凍ったものが霜柱です。子供の頃、霜柱をサクサク踏みしめながら通学するのが冬の楽しみでしたが、意外にも気象条件・土壌条件が揃わないとできないようで、貴重な体験だったのだなと懐かしく思います。最近はコンクリートの場所も多く、霜柱を見かける機会も減ったように思います。空気が澄んで心地よい季節です。たまに早朝の散歩に出かけてみるのも楽しいかもしれません。

枯葉に初霜

photo by :pika1935

末候:金盞香 きんせんかさく

11月18日〜11月21日は立冬の末候、金盞香(きんせんかさく)です。ここでは日本水仙のことを指しています。水仙には沢山の品種がありますが、古くから親しまれてきた品種です。現在日本各地に野生化している水仙ですが、原産地は地中海沿岸、日本には中国から伝来したと言われています。開花は12月〜2月。学名はギリシャ神話に登場するナルキッソスに由来するナルシサスですが、和名の水仙は漢名の水仙華が名前の由来と言われています。他にも、金盞とは黄金の盃を表し花の中央にある副花冠を金盞に例えて「金盞銀台」や、雪の降る中咲く事から「雪中花」、「雅客」等の別名があります。

相模原公園せせらぎ園の水仙

家族で行きたい!令和元年11月前半の相模原イベント

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編集後記

つむぐ指圧治療室という屋号の「つむぐ」には、ひと押しひと押しを丁寧に施術したいという思いとともに、「ご縁を紡いでいきたい」という意味も込めています。SNSをきっかけとして音楽家の方や太極拳の先生とご縁が広がり、当治療室でボイストレーニングのワークショップや健康教室などのコラボイベントが実現してきています。ご縁に感謝です。(黒澤一弘)

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