【二十四節気通信 vol.3】霜降 -そうこう-(10月24日〜11月7日頃)

10月24日〜11月7日頃。寒さが一段と増し朝露が霜に変わる頃。早朝に霜が降り始めます。また、北国や山里では野の花が減り山々が紅葉に染まります。11月の酉の日には、来る年の開運・除災・商売繁盛をお祈りする「酉の市」が主に関東の鷲神社や酉の寺で行われます。酉の市では「福や金運をかき込む」縁起熊手の露店を中心に様々な露店が並び年末の風物詩となっています。今年の酉の日は2回、一の酉:11月8日、二の酉:11月20日です。

酉の市

新宿 花園神社の酉の市(写真:titanium22)

初侯:霜始降 しもはじめてふる

10月24日〜10月28日は寒露の初侯、霜始降(しもはじめてふる)です。初霜が降りる頃。朝起きて外を見た時、辺りが白くなっている事を霜が降りると表現します。本来 霜は地表や地中の水蒸気が冷えて凍ったものですが、なぜ降りると表現されるのでしょうか? それは霜が夜のうちに凝華してできた結晶であり、昨夜までは存在しなかったもの。朝目覚めて急に現れるため、あたかも空から降ってきたように昔の人は感じていた事から、「降る・降りる」と表現されるようになりました。

次候:霎時施 こさめときどきふる

10月29日〜11月2日は寒露の次侯、霎時施(こさめときどきふる)です。霎は「しぐれ」とも「こさめ」とも読み、「小雨・通り雨」の意味があります。霎時には「しばし・またたくま」の意味があります。この時期は長雨と言うより、晴れ間の合間にさっと降るような雨・傘をさす暇がないくらいの通り雨です。また一雨毎に気温が下がっていきます。

末候:楓蔦黄 もみじつたきばむ

11月3日〜11月7日は寒露の末侯、楓蔦黄(もみじつたきばむ)です。もみじやツタが色付き始める頃。山々はすっかり紅葉に彩られ、紅葉がどんどん南下していきます。もみじの様に葉が紅く変わる事を紅葉、イチョウの様に黄色く変わる事を黄葉と呼び、山々が紅葉で美しく彩られる事を「山粧う(よそおう)」と表現するそうです。今年は例年よりもゆっくりと秋が深まっていく予報だとか、紅葉狩りが待ち遠しいですね。

いちょう

北の丸公園の銀杏

食欲の秋。スーパーに行けば秋の食材がとりどりに並び、ついつい目移りしてしまいます。秋も後半、季節の変化を楽しみながら、冬に向けて元気を蓄えていきたいですね。

家族で行きたい!令和元年11月の相模原イベント

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編集後記

先日、新潟で開催された日本操体学会に参加してまいりました。故・橋本敬三先生が創設された操体法ですが、「息・食・動・想」を大切にし、自分自身の健康に対して自然体で寄りそう、人間哲学に感銘を受けました。こころと身体を整え、生き方を整える。ツライ症状に対しては施術で改善させつつ、セルフメンテナンス法もお伝えしていけたらと思ってます。(黒澤一弘)

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