【二十四節気通信 vol.11】雨水 – うすい(2月19日〜3月4日)

雨水 – うすい

2月19日〜3月4日。雪やあられが雨に変わり、雪や氷も溶け出します。土壌が潤い出す頃。農耕の準備を始める目安となっています。また春を告げるとされる「春一番」はこの時期に観測されます。春一番は主に東日本と西日本の現象で北日本や沖縄にはないそうです。その変わり、北海道では、立春のあとにはじめて雪をまじえずに雨だけが降る事を「雨一番」と呼んでいるそうです。

初侯:土脉潤起 つちのしょううるおいおこる

2月19日〜2月23日は雨水の初候、(つちのしょううるおいおこ)です。雨が少ない冬から、春が進むにつれて、雪が雨に変わり、雨が降る回数もに増えるにつれて大地が潤いを増していきます。実はこの時期、ごぼうが旬を迎えます。食物繊維豊富なごぼうで腸内環境を整え、猛威を振るっている新型コロナウイルスやインフルエンザに備えましょう。

次候:霞始靆 かすみはじめてたなびく

2月24日〜2月28日は雨水の次候、(かすみはじめてたなびく)です。冬に比べ、空気中の水蒸気やちりが増え、遠くの景色がぼんやりと霞んでみえる事があり霞と表情しています。この時期の霞には「春霞」や、遠くにみえる霞を「遠霞」、霞が深い様子をいう「八重霞」等他にも様々な名前がつけられており、風情を感じ霞を楽しんできた様子が伺えます。

霞とスカイツリー

末候:草木萌動 そうもくめばえいずる

2月29日〜3月4日は雨水の末候、(そうもくめばえいずる)です。暖かい日差しに誘われて草木が一気に芽吹き始めます。萌動は草木が芽吹くようす、物事の起こる兆候があらわれるようすを表す言葉です。寒さの中にも春の暖かさを感じ、植物や動物の春支度を感じると、ワクワクしてしまいます。先日、家族で菜の花を見に出かけました。少しづつ春はもうすぐそこまで来ていると肌で実感しました。

おすすめ!菜の花の見所

吾妻山公園(神奈川県二宮町)

吾妻山公園(菜の花畑の奥に富士山がみえます)

平塚と小田原のちょうど間くらいにある二宮町。海にほどなく近いところにある吾妻山は標高136メートル。二宮駅より公園入り口までは徒歩5分ほど。そこから山頂までは20分ほどです。300段の階段が少し大変ですが、上までのぼると芝で覆われた山頂に菜の花畑が広がり、相模湾や富士山が見渡せます。今の時期、山道では水仙も沢山咲いていて、とても癒されました。

場所:神奈川県中郡二宮町二宮 山西1093

吾妻山公園/二宮町ホームページ

権現堂堤(埼玉県幸手市)

桜と菜の花が同時に楽しめます

幸手市の権現堂堤は、ピンクの桜と黄色の菜の花が同時に楽しめることで有名です。見事な2色のコントラストは圧巻です。約1kmの堤におよそ1,000本のソメイヨシノが咲き誇ります。

桜まつり | 幸手市観光協会

【二十四節気通信 vol.11】雨水 ダウンロード

二十四節気通信 vol11 雨水PDF

編集後記

私は趣味で珈琲の焙煎を行ないます。効果な専門の機器を買わなくても、ギンナンを炒る手網とガスコンロで焙煎できるんですよ。先日は、「ゲイシャ」と呼ばれる品種を焙煎いたしました。、爽やかな酸味が口の中に広がり、そして鼻へとぬけます。かすかにアーモンドのような香ばしさを感じ、少し遅れて甘みが感じられます。大満足の豆です。(黒澤一弘)

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