梅雨は、一年で最も気象ストレスを受けやすい季節と言われています。低気圧と多湿が続き、寒暖の差が激しい日もあります。また本格的な夏に向けて体も準備を始める大切な時期です。そこで梅雨の季節に多い不調を数回にわけて書いてみようと思います。
今日はむくみに関して。むくむ原因は様々ありますが、寝不足の日や塩分をとりすぎた翌日にむくみを感じた事のある方は多いと思います。健康な方でもむくむ事は日常的に起こり珍しくありません。
私たちの体は、毛細血管から細胞へ必要な分の水分を取り込み、不要になった水分は静脈やリンパ管へ戻し体内の水分循環を行っています。塩分の摂りすぎや血行が悪くなるとこのバランスが崩れむくみます。
むくみは細胞に余分な水分が溜まり、体が冷えたり新陳代謝が落ちてしまっている状態の事です。梅雨は気温と湿度の両方が高くなり皮膚からの蒸発もしづらくなり、さらに体内に水分が溜まり循環が悪くなるといわれています。
対策としては、
・塩分は控えめに
・カリウムを摂取して余剰なナトリウムの排出を促す
・入浴や運動で体を温め汗をかき、血液循環をよくする
・水分は少量をこまめに摂取する、がぶ飲みしない
カリウムは豆類・ウリ類の野菜や果物・海藻に多く含まれていますのでお食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。水分の排泄を促すといわれているハトムギ茶もいいかもしれませんね。
また、むくみの原因に腎臓や心臓・甲状腺等の疾患が隠れている事もあります。その場合はこの限りではありません。
それでは、今日も指圧のご予約をお待ちしております!(つむぐ指圧治療室 黒澤茜)
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