最近日が長くなってきたなと思っていたら、今日は二十四節気の「夏至」です。
一年で一番日が長く夜が短い日、そして太陽が最も高く昇る日です。日が最も短くなる冬至と比べると、東京では4時間以上も昼の長さが違うそうです。これから日照時間は短くなっていきますが、暑さは日に日に増していきます。夏目前です!
ところで、冬至にはカボチャを食べたりユズ湯に入る風習がありますが、夏至ではあまり耳にしません。そこで調べてみると、田植えの時期と重なり家族総出で忙しいため全国的な風習はあまり定着しなかったようです。地方ごとに風習はあるそうで、大阪のたこ、京都の水無月(和菓子)、愛知のイチジク田楽、等々それぞれに豊作や田植えの労をねぎらう意味が込められています。これからの季節には火照りやすい体を冷やしたりすっきりさせてくれる冬瓜やミョウガ等旬の物も頂きながら夏に備えたいですね。
昨日、外出の際に田植えを終え青々とした田園を見かけました。田舎育ちの私にはとても懐かしく心地よい景色で、コロナ禍で遠のいていた地元が恋しくなる瞬間でした。コロナ終息後の楽しみも企画しながら、今をがんばらなくてはいけませんね。
それでは、今日も指圧のご予約をお待ちしております!(つむぐ指圧治療室 黒澤茜)
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