肩の痛みでいらしたクライアント様。
肩の痛みにより、生活に支障がでているとのこと。
整形外科では四十肩、整骨院では肩峰下滑液包炎といわれたようです。痛みはありますが、可動域の制限はさほどみられないことから、四十肩は違う? 肩を動かしたときの痛みが、腋窩後壁のあたりを押さえていました。場所的に肩峰下滑液包炎でもないかなと推測しました。簡単な徒手検査を行ないましたが、その場では原因わからず、実際に触れながら診てみますとお伝えし、指圧治療に入りました。きっかけは、子供の運動会のときに、不意に20kgくらいの子供が腕にとびついてぶら下がってきたときが怪しいとのこと。急激に筋が引き伸ばされたことによる伸張反射が残存し、γ運動ニューロンが過剰興奮している状態と推測しました。腋窩の奥で固い筋をみつけました。肩甲下筋がスパズムを起こしていました。これが症状のキーかもしれません。緩圧法・引きの指圧でゆるめました。その場では、かなり楽になったとおっしゃっていただけまいた。3日たち、経過をお聞きしたところ、施術後かなり楽になったとのこと。しかし、まだ角度や動きで急に痛むこともあるとのことです。まずは、日常生活にこまっていた痛みが改善されてよかったと思います。
肩甲下筋のスパズム

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