『花は美しく、月は丸い
人は長生きで、人生は豊かである』
今年もあと大晦日をのこすのみ
いい一年であったと思います
2019年に開業し、4年目
開業して1年たたずコロナ禍にみまわれました
非常事態宣言、大規模店舗、飲食店や学校の閉鎖
この世が終結するというような、とてつもない不安
指圧治療院は休業要請の対象外でしたので、店を閉めても補償などはありませんでしたし、かといって営業しても町に人がほとんどいないので、新規の客はほぼありません。
当治療室はテナントを借りているので、家賃や光熱費、その他諸々で月60万くらいは経費としてかかります。このような状態が続けば、毎月通帳から60万づつ減っていく。
これはもはや継続は不可能だと思い、実は一度閉業を決心いたしました。
顧問税理士に来てもらい、倒産の方法やとりえる選択肢など聞きました。
志をもってつくった治療室、一度しめようと本気で思いました。
治療室のスタッフルーム。
資料とかがぐちゃっと沢山置いてありました。
泣きながら整理、片づけをしていたところ、電話があったんです。
「指圧を受けたいのですが、今日はやってますか?」
もう閉業するつもりで片づけをしていたのですが、
その電話を受け、指圧施術をすることになりました。
私は、もう閉業するつもりでいましたので、
「最後に、魂で指圧をしよう」
と思いました
無心で指圧しました。
かなり良い指圧ができたのが、自分でわかりました。
そのお客さんを階段まで見送った時に
「休みは何曜日ですか?」
ときかれました。
「日曜日です」
と一瞬まよって、こたえました。
もう少し続けてみようとそのときに思いました。
「私はまだ、やりきっていない、
やりきって、だめだったらその時にやめよう」
だからといって、状況はまったく変わりません
なにか対策しないと、破産です
2020年の4月
コロナの非常事態宣言により、ほぼ全ての学校が閉鎖していました
あはき等の医療系学校も当然、まだ授業がはじまっていません。
私はその時に、
『いま、解剖学のオンライン講座をはじめたら、
全国の基礎医学を学ぼうとしている方々に
お役に立てるのではないだろうか』
そのように考えました。
『自分には解剖学の知識があり、
資料のベースがあり、
パソコンも得意なので配信もできる。』
そして、解剖学のオンライン講座をはじめました。
コロナ禍により、オンラインで学習をするということが当たり前になり、時代のニーズもあり解剖学のオンライン講座は当社の事業における中核をなすほどに成長させることができました。
そして指圧も、よいお客様に恵まれて、長く定期的に通っていただけるお客様が多くなりました。
今年、嬉しかったことの1つが、年間売り上げ1,000万を超えたことです
会社を設立し、最初に目指したのが年商1,000万です
これからも、がんばりつづけたいと思います。
指圧で地域の方々に、
解剖学で全国の基礎医学を学ぶ方々に
お役にたてるのが、わたしの願いです。
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