肘関節の構造と靱帯

肘関節の構造

肘関節は3つの関節が合わさったもの

肘関節は上腕骨・橈骨・尺骨の間にできる3つの関節が共通の関節包に包まれたものです。

  • 腕橈関節:球関節(屈曲伸展、回内回外時の安定性を保つ)
  • 腕尺関節:蝶番関節(肘関節の屈曲伸展)
  • 上橈尺関節:車軸関節(前腕部の回内・回外)

肘関節を補強する靱帯など

  • 外側側副靭帯
    関節包の外側(橈側)を補強
  • 内側側副靭帯
    • 前部
    • 後部
    • 横部
  • 橈骨輪状靭帯
    橈骨頭を輪状におおう靱帯。幼児ではゆるく、急に手をつよくひっぱったときなどに外れやすい。
  • 斜索
    尺骨粗面より斜め下に走り、橈骨粗面のやや下方に至る。前腕骨間膜とともに回外の制御を行なう。斜索と前腕骨間膜との間の骨幹裂孔は背側骨間動脈が通過する。

関連記事

  1. 小腸と大腸の解剖的特徴と腹部指圧(按腹)について

  2. 正中環軸関節と靱帯

  3. 大腿中央部の水平断面と筋間中隔、筋膜リリースについて

  4. 膝窩の構成と腰痛との関連について

  5. 胃・十二指腸・膵臓の血管支配

  6. 反射作用による内臓機能調節(骨指標と新デルマトーム/募穴・背…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 夏至

    2022.06.22

  2. 小満

    2022.05.21

  3. 冬至

    2021.12.22

おすすめ記事

PAGE TOP