少人数性・アナトミー指圧講座

この難しい時代においても、学び続けること。前に進み続けることが大切です。当室の指圧セミナーにおきましても、本当に必要としてくれている方々のために、安心して指圧を学べる場を提供しつづけることが大切であると考えました。

昨年まで8〜10名で行なっていた指圧セミナーを2名制にして、お伝えすることに致しました。金曜夕方、日曜午前、日曜午後と3コース用意しました。

反作用圧セミナーの感想は以下のページでご覧いただけます
指圧セミナー(反作用圧法)・参加者の声のまとめ

アナトミー指圧講座 概要

金曜夕方コース
1月29日・2月12日・2月26日
16:00〜20:00

日曜午前コース
1月31日・2月21日・3月21日
9:00〜13:00

日曜午後コース
1月31日・2月21日・3月21日
15:00〜19:00

料金

¥33,000

講師

黒澤一弘(つむぐ指圧治療室 代表)
東京理科大学 理工学部応用生物科学科卒
首都大学東京 健康福祉学部人間健康科学研究科大学院 博士前期課程卒(健康科学修士)
日本指圧専門学校 卒(あん摩マッサージ指圧師)
東京医療専門学校 教員養成科卒(あん摩マッサージ指圧師 教員資格)

解剖学に基づいた的確で適切なアプローチと、細胞や組織に語りかけるような繊細なタッチの両立を得意としています。
からだの構造や働き。理解すればするほど。私たちは「いのち」に対してやさしくなれる。そう思っています。

内容
  • 触れ方
    • 繊細で優しい触れ方をすることにより、受けての安心感をもたらします
    • 生まれたての赤ちゃんを触るくらいに、これ以上ないほど優しく触れます。
    • 人体は曲面の集合体です。手指に力が入った状態で触れると、四指のMP関節より指先までに隙間が生じ、密着感が損なわれます。
    • まずは母指をふわりと圧点に置き、手指の力を抜いた状態で、中指を気持ち(1~2cmほど)遠くへ伸ばすようにこころがけます。すると四指のMP関節までが受け手の体表に接した状態で、四指が曲面にフィットします。
  • 手首の締め方
    • 柔らかく体表に手指をフィットさせたら、手首の遊びを取ることにより、四指を吸い付けます。
    • 肘関節はまっすぐに伸ばした状態ではなく、少し緩んだ状態より始めます。手首の締めを行なうと、肘頭はやや外側に向きます。
    • 同時に、小指・薬指のMP関節部を支点として梃子の作用が働き、母指が自然に筋膜表面までやや沈み込みます。この時に決して筋肉まで指力で押し込まないことです。
    • 皮膚に触れ、手首の締めを行なうことで、押圧前に四指の支えを成立させます。
  • 四指の密着、支えの成立
    • 四指のMP関節、PIP関節、DIP関節は受け手の体表に接し、母指のMP関節は屈曲、母指IP関節は伸展位、そして手掌部は指が2本入るくらいの凹みをつくるのがポイントです。手掌まで全部接してしまうと、母指圧か手掌圧かわからないようなぼやけた圧となります。
    • 母指圧と四指の支え圧のベクトルが受け手の体内で収束する場合に「支え圧」が成立します。
  • 体軸の移動のさせ方
    • 四指のMP関節、PIP関節、DIP関節は受け手の体表に接し、母指のMP関節は屈曲、母指IP関節は伸展位、そして手掌部は指が2本入るくらいの凹みをつくるのがポイントです。手掌まで全部接してしまうと、母指圧か手掌圧かわからないようなぼやけた圧となります。
    • 母指圧と四指の支え圧のベクトルが受け手の体内で収束する場合に「支え圧」が成立します。
  • 精度の高い反作用法による押圧
    • 上下に貫通するベクトルに基づいた動きで加圧するので、垂直に圧が入るようになります。
    • 柔らかく軽いのに深部まで浸透する圧になります。
      反作用を上手く使えた場合、母指より体幹を遠ざかる動きを加えることで、母指のみに圧が伝導され、四指は包み込む支え圧に徹することができます。
  • 引きの指圧
    • 肘を伸展させた状態で、身体を引くことで減圧をしない。体幹を引かずに、腰・背中・肘にかけての弛緩で減圧する。
    • 圧が抜けてから、体幹を後ろに引く。それに付随して母指が次の圧点へと移動する。
    • 指の移動順番は,重ね母指をほんの少し解き、四指はそのままで、母指のみ次の圧点へと移動させる。そして次に両手の四指を移動させ、ふたたび四指をMP関節より力が抜けた状態で体表の曲面に沿わせて、手首の締めを使い、四指を密着させます。
    • 減圧時に、肘と背中の弛緩を行い、母指で受け手の組織の反発力を感じるようにします。この「圧がかかっているけど、引いている時間」、すなわち押しながら引くという状態を作り出すことで、スパズムを低減させる効果は格段に高まります。(引きの指圧)
    • この減圧する瞬間に、受け手の組織の反発力を受け止めるようにすることが弛緩を促すということが感覚で分かると、ごく弱い圧で緩めることができるようになります。
  • 触診法
    • 目的の筋を潰すように触っては行けません。ごく柔らかく触れ、筋膜を三次元的になぞるように触察します。
    • 指紋部のよれで立体構造を把握します。指紋部の直下には2列の真皮乳頭がありマイスネル小体がびっしりと配列されています。指紋は感覚を鋭敏にするための構造です。
    • 解剖学的な構造のイメージが大切です。ここに○○筋があるはずである。とイメージして触れることにより、指先の感覚受容器が送るわずかな違いを大脳が認識できます。
  • 解剖学的アプローチ法など
    • 主動作筋と拮抗筋の関係。アナトミートレインによる筋筋膜の繋がり。トリガーポイントなど、応用的な指圧療法も随時お伝えします。
    • 解剖学は治療技術に直結する重要な学問です。

2名制ですと、片方が受け手、片方は押し手となり、ほぼマンツーマンでの指導が可能です。また交代で私も受けたり、押したりする時間も多くとれます。反作用圧をお伝えし、十分な練習時間と日数を確保するために3回が1セットのセミナーです。

お申し込み

peatixにて
かずひろ先生のアナトミー指圧講座:金曜夕方コース | Peatix
https://peatix.com/event/1785704/view

かずひろ先生のアナトミー指圧講座:日曜午前コース | Peatix
https://peatix.com/event/1785659/view

かずひろ先生のアナトミー指圧講座:日曜午後コース | Peatix
https://peatix.com/event/1785677/view

上記のコース以外にも、オーダーメイドで技術セミナーを行なうことが可能です。お友達やクラスメイトなどと2名〜4名でご相談いただければ、柔軟にコースを設定します。下記のLINEにてお問い合わせください。
(2名ですと¥33,000(3回)ですが、4名ですと¥27,000に割引になります)

お問い合わせ

kazuhirosensei@gmail.com

もしくはLINEにて
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